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・・・生意気☆マイキー・・・ 「近頃の若い者は」なんて言いたくない僕たちのために
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2007-08-03

「近頃の若い者は」なんて言いたくない僕たちのために

リア・ディゾンが日本に来た事後悔してそうでヤダナァ。

↑挨拶

はいドーモまいきーですよ。



まぁ、なんだ。
ちょっと心を落ちつかせて
曇りなきマナコでアシタカよろしく下の文を読んで欲しい。

 「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
 オヤジは、叫んだ。
 「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
 「バキッ!ボコッ!」
 ケンはかまわず殴り続ける。
 「ヒッー!助けてー!助けてー!」
 オヤジが悲鳴に近い叫び声をあげた。
 「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
 ケンが叫びながら殴り続ける。
 「ギャー」
 オヤジの血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
 「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
 ケンの形相は、もうフツウではなかった。
 その様子を見ていた、ミクも従業員も言葉を失ってしまっていた。
 思わずミクが言った。
 「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
 「ガッシ!ボカ!」
 ケンには、まったく聞こえていない。オヤジも失神したのか動かなくなった。
 「キャー、やめて!」
 ミクが叫んだ。
 「あっ……はい」
 従業員が後ろからケンを押さえた。


ええと、引用元は
ココ
でー、この文が何かというと
120万部以上売れた超人気携帯小説
「Deep Love」 のプレビューなんだそうだ。
非常に個性的な文体で一度読むと忘れられない味わいがある。
ちなみにこの作者の他の作品もこの文体で統一されており
それらの作品群の主な内容はというと

 「女子高生がホストにはまる」
 「はまった原因は過去のトラウマ(レイプとか)」
 「そのホストが実は不治の病」
 「治療費を稼ぐため窃盗や援交をする」
 「他の男と犯ってるけど純愛」
 「エイズにかかって死亡」
 「悪いのは全部社会のせい」


といった感じとのことだ。
実に現実的なテーマに取り組んでいるといえる。
その証拠に雑誌「ダヴィンチ」に掲載された
現役女子高生へのインタビューを引用しよう。
いわく



 「縦書きの小説はなんかリアルじゃないし、感動できない。

 Deep Loveはリアルだし、読んでて勉強になるから好き」






Deep Loveはリアルだし、

読んでて勉強になる







リアル だ し 、



読 ん で て



勉 強 に なる


勉 強 に な る


勉 強 に な る


勉 強 に な る


・・・







 





10016251217





「いつかジェネレーションギャップを感じる日がやってくる」
当然予想していた事だけども、
ずいぶん予想外のベクトルからいらっしゃったので
当方たいへんビックリしております。


とまー、上記のような話をですね、
本好きな友人に報告したワケですよ。
そしたら彼はこう言いました。


「もはや ドラクエの戦闘シーンみたいなんだな」 と。


ナ ル ホ ド !!


眼からウロコが落ちるとはこのこと。
ああ、たしかにドラクエの戦闘シーンってば
こんなカンジ↓だよな!


dorakue (※内容に一部偏った表現があります)


ああ、似てる!似てるよ!!

 ・起こった事を順番に羅列
 ・必要最低限の簡潔な説明
 ・雰囲気は擬音で伝える
 ・たまには国語辞典に載ってそうなレトリックをつかう


そっくりだΣ(´Α` )


ドレクエの戦闘シーン!
あらためてみてみると

文章としてはモノスゴクどーってことねぇ!!!

まちがいなく駄文のタグイである。

し か し !

この必要最低限かつ最底辺の説明文に
我々、電脳キッズのナレノハテどもがどれほど興 奮 してきたことか!
そう!かつて小学生だった我々のちっちゃい脳ミソの中では
「ロード・オブ・ザ・リング」 や 「300」 に勝るとも劣らない
大スペクタクルが繰り広げられていたではないか!
この、ゆーなれば駄文のタグイに喚起されて!!!
すなわち
読んでいるのは駄文でもいい。
想像力さえあれば
リアリティーはいくらでも補えるのだ。

メディアに溢れたこの情報化社会。
リアリティ溢れる映像のパーツは
我々の頭の中に嫌と言うほど入っている。
あとはソレを想起させるための簡単な文さえあれば
それで十分に成り立つという事か。

と、いうことは!
携帯小説をリアルだと言い放つ少女の頭の中では
実際リアルな映像がトレンディドラマよろしく
絶賛放映中な可能性大である。

そう考えた方がこの現象を理解しやすい気がする。
「我々がそうしてきたように、彼女たちもそうしている」だけだと思えば
とりたててなんの問題もない。

逆に言うと
ドラクエの戦闘シーンがごとき駄文を読んで興奮しているかつての我々を
親たちがどれほど異様に思っていたかもうかがい知れる。
つい先刻まで我々が「携帯小説をリアルだという少女」に対して向けていたソレと
同様のものに違いない。

「人間、老いも若きもあんま変わらない」って事じゃないのか?コレは???

うわ、なんかヒサシブリに
「人間は理解し合える」ような気がしてきたぞ!!(問題発言)


あ、あと蛇足だけど
「縦書きの小説はなんかリアルじゃない」という発言にも思い当たるフシがある。
今までの小説で使われてきた表現が
もはや現実と乖離してしまっているのではないか、と。
たとえば
「ケンはやおら立ち上がり、おもむろに部屋の明かりを消した。」
というような表現はどうだ?
「やおら」も「おもむろ」も小説では頻出のレトリックである。
そして小説の中以外でお目にかかる事はまるでない。
この文章を読んで思い浮かべる光景は100人いたら100人とも違うんじゃないか!?
辞典には「ゆっくりと余裕を持って行動する様」みたいに書いてあるが
もっと違う意味だと思ってる人が多いみたいだ。
「やおら」は素早く動く事だと思っている人もいるし、
かくいう俺も「おもむろ」には「ゆっくり余裕を持って、かつ半笑いで」みたいな
余計なイメージがくっついている。「おもしろ」に似た発音に引っ張られたんだなぁ。
なにしろ現実に対応してないような表現じゃリアルなイメージ湧かないだろうしねぇ。
「恥ずかしくて真っ赤になる」人は現実にいても
「慚愧に堪えがたく赤面の至りである」人はめったにいないっちゅーことである。


聞くところによると
「近頃の若い者は・・・」 という文脈は
紀元前のエジプトだかの碑文だかに既に書かれており
日本なんかでも平安だか室町時代時代
よーするに日記だの随筆だの書くようになった最初期の頃に
既に書かれているらしい。
そして今に至るまで書かれ続けているワケだ。
それはナニか?
「人類はひたすら駄目になり続けてきた」という事か?
いくらなんでも亀の甲羅を火で炙って政策決めてたような連中に劣っているとは思えない。
これはむしろ
「人類は大昔からおしなべて駄目だった」って事の証拠なんではあるまいか?
もういい加減そういうのやめたらどうか?と思う。
すごく思う。


えぇと、まとめると
「子供が駄文読んで興奮してても
 想像力がタクマシイだけなので
 心配すんな」

ってとこですかね?


ただ山田詠美あたりは心配したり悔しがったりするべき。
携帯小説とテリトリーがカブりすぎなので

comment

管理者にだけメッセージを送る

楽しく拝見させてもらいました。
まとめとしては、ツールは違えど脳みそは今も昔も然程変わりなし、という事になってるが、“最近の若いもん”は“アタマ悪い”らしいよ☆
ま、まとめ方、綺麗だから良いけど。

そうそう、先生は中国での予定。
だったけど、今、非常にピンチな状態なのだよ。

そっか中国か!中国語うまいもんな!!納得。
ピンチ?毒野菜とかのせい???

「最近の若いもんアタマ悪い」んじゃなくて
「最近の若いもんアタマ悪い」んだと思うよ。
特定の世代が特別アタマいいと感じた事はないなー。
プロフィール

まいきー

Author:まいきー
/1977//ダイバー/オキナワ在住。


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