夜の海、怪人現る。
ある日、友達と三人であるビーチに行きました。
そのビーチは夜になると夜光虫がとても綺麗なので
僕たちはいつもそこでナイト・スイミングをしていたのです。
三人とも泳ぎには自信があったので、
それをやめようと言い出す者はいませんでした。
当然その夜もいつものように真夜中の海に繰り出しました。
その時はあんなことになるとは夢にも思っていなかったのです。
ひとしきり夜光虫の海を堪能した後で
僕たちは浜辺に戻ってきました。
その日は普段より少し寒かった。
昼間したBBQの残りの炭があったので
それに火をつけて皆で体を乾かしました。
その時です。僕が友人の異変に気がついたのは・・・
異様な気配を感じ僕は顔を上げました。
ソ コ に は ・ ・ ・ ・ !
友 人 A の 変 わ り 果 て た 姿 が ! !
!
そう、僕が目を離したほんの一瞬の間に
彼は 怪人ジョン・ムック氏(仮名)になってしまっていたのです。
あまりの恐怖に言葉を失った僕は
慌てふためきもう一人の友人に助けを求めました。
し か し 振 り 返 っ た 先 に は
嗚呼、なんということでしょう!
友人Bまで 怪人ヨーコ・
ムック女史(仮名)に!!!
・・・それから起こったことは余りよく憶えていません。
いや、思い出したくない!
ただ手元に残った数枚の写真だけが
あれがただの悪夢ではなく
現実に起こった事なのだと告げているのです。
■証拠写真1
夜の浜辺でおそらく愛とか平和とかあとハッパとか
について語らっていらっしゃるご様子の
ジョン・ムック&ヨーコ・ムック夫妻(仮名)
■証拠写真2
世界に向けて愛のデュエットを奏でているとおぼしき
ジョン・ムック&ヨーコ・ムック夫妻(仮名)
どうしてこんな事になってしまったのでしょうか?
何故ジョン・ムック&ヨーコ・ムック夫妻(仮名)は現れたのでしょうか?
もしかしたら彼らは
驕り高ぶった人類に対する
大自然からの警告だったのかもしれません。
一人々々がジョン・ムック&ヨーコ・ムック夫妻(仮名)を心に刻み思い続ける。
あるいはそれこそが滅亡に向かう人類が生き残るための
唯一残された希望といっても過言ではないと
言えなくはないのではないでしょうか?
みんなで考えていこうと思います。(完)
『聖ヴァレンタイン伝説』
今日はバレンタインデーである。
街には若い男女があふれかえり、幸せそうな笑みを交わしている。そんな彼らをウィンドウ越しに眺めながら、僕は「彼」
について思いを馳せずにいられない。
道を通り過ぎるカップル達よ。君たちは彼の事を知っているのだろうか?
君たちが今かみ締めている小さな幸せを守るために命を賭して戦った勇気ある男の事を・・・
********
紀元3世紀、ローマ帝国。
時の皇帝クラウディウス2世(214-270)には悩みの種があった。
238年、ドナウ川河口ヒストリアに北方の蛮族ゴート族が侵攻。それを皮切りに帝国領内に侵略を進め着々と南下を続けていた。
それ自体も問題ではあったが、より頭が痛いのは軍の士気の低下である。
かかる蛮族との幾たびにも渡る戦いにより民は疲弊し切っていた。とりわけ前線で戦う羽目になる若者たちの間には厭戦思想が蔓延し、
もはや看過できぬまでになっている。軍事力こそがこの帝国の礎である。それ無くしてかかる侵略者を討ち滅ぼすことはもとより、
広大な帝国領を支配し続ける事すら叶わぬは自明。なんとしてもこの忌むべき思想を払拭せねばならぬ。
そこでクラウディウス2世は一計を案じた。
兵士たちが戦意を失うのは、愛する者との離別を厭うためである。愛する故に死を恐れ命を惜しむのだ。
ならば愛する事を禁じてしまえ、と。
然してクラウディウス2世は兵士の結婚を禁止した。
若者達は悲嘆にくれた。
自分たちの愛は認められる事もなく引き裂かれ、いつ戦場(いくさば)の露と消えるとも判らないのだ。せめてこの世に生きた証(あかし)を。
どうか我々の愛の証(しるし)を!
それを見兼ねる者がいた。
イタリア中部の町インテラムナに住む一人のキリスト教司祭。
名は、ヴァレンタイン。
キリスト教の教義では、神は若者の結婚を望んでいるとされる。人が愛し合い、子を産み、育む。それなくしてこの世は成り立たぬ。
彼らを見捨てる事は自らの信仰に反する事だ。
彼は密かに兵士達の婚儀を取り計らった。
しかし彼の所行はやがて皇帝クラウディウス2世の知る所となる。
当時キリスト教は帝国による迫害の憂き目に遭っていた。ローマの伝統的な権威を否定し独自の神を信ずる者達である。
帝国にとっては獅子身中の虫。もとより決して容認できる相手ではない。
あまつさえ勅命を蔑ろにしたヴァレンタインの行為は帝国に対する明らかな反乱ともいえる。クラウディウス2世は烈火の如く怒り、
すぐさまヴァレンタインを囚え死刑に処した。
処刑方法、撲殺。
屈強な処刑官の振るう棍棒にヴァレンタインの体は見る間に血に染まっていく。殴られ、
嬲られ瀕死の重傷を負ったヴァレンタインに皇帝は改心を迫った。
ヴァレンタインの命はまさに燃え尽きようとしている。あと一振り。
あの忌まわしき棍棒のただ一撃でその命は跡形も無く消し飛んでしまう事だろう。だが認めるわけにはゆかぬ。我が身の命ほしさに、
愛を否定するこの男に屈するわけにはゆかぬ。
神よ、どうか力を。
ヴァレンタインは捻れた足で立ち上がり、皇帝の前に躍り出る。この瀕死の男のどこにそんな力が残っていたのか。
行く手を阻む兵士達を振り払い、天に拳を突き上げこう叫んだ。
「 ヴ ァ レ ン タイ
ン 死 す と も 、
愛 は 死 な ず ━━ ッ !!!」
命を賭した叫びである。
灯火が消えんとするその刹那に強く大きく燃え上がったかのような、壮絶な叫びである。皇帝も兵士も気圧されて身動き一つ出来ぬ。
高らかに拳を掲げ、腫れ上がったその顔面には笑みさえ湛えているかに見えた。
しかしその時、最期の力を振り絞ったヴァレンタインは既に息絶えていたのだ。
威厳と確信に満ち溢れた立ち姿のまま。
紀元269年、2月14日の事であった。
********
ヴァレンタインが壮絶な最期を遂げてから百余年が過ぎ、キリスト教はローマの国教となる。
さらに百年後、紀元496年。時のローマ法王ジェラシウス1世はヴァレンタイン殉教の日を祭日に定め、彼の名を聖人の列に連ねた。
こうして彼は愛の守護者として今日まで知られる事になった。
「愛に殉教した男、
血塗れヴァレンタイン」
これが彼の伝説の顛末である。
ありがとう、ヴァレンタイン。愛を・・・ありがとう。
『「現代ホラ吹き入門」〜人生を面白くするホラ吹きのススメ〜』 (知的生きかた文庫 マイキー著)
第2章「伝説は勝手に創って良い」より抜粋
相撲レスラーとワタクシ
コーチ:「なぁ、マイキー。日本の国技はスモー・レスリングだろう?」
まいきー:「ああ、そうだよ。」
コーチ:「俺は日本の有名なスモー・レスラーを知ってるぜ!」
まいきー:「え!?誰??」
コーチ:「 E . H o n d a 」
まいきー:「・・・は?」
コーチ:「 E . H o n d a 」
まいきー:「そ、それはもしかして・・・

エドモンド本田
のことかい?」
コーチ:「そうだ。彼は本当に強いのか?」
まいきー:「い、いや、彼は架空の人物だよ???」
コーチ:「え?でも 映 画 に 出 て た よ ??」
まいきー:「・・・・ソレって まさか
コレ↓の事かッッッッッッ!!!!!!」

(注:画面左の日系ハワイアンとおぼしき男性)
えー、日本のミナサマ。
と、ゆーわけで
フィリピンで一番有名な相撲取りは

エドモンド本田(実在)です。
南の島の白い砂でジャグリングボールを作ろう
さて、南国のビーチで『ジャグリング』をすると通常の三倍イケテル気分になるというのはダバオ界隈ではモハヤ常識ですが(ぇ-?)、今回、さらにステキ度の上がるプロジェクトを企画・実行いたしましたのでご紹介いたします。
イベント企画
『南海の死闘!夕闇番長、暁に死す!!
-ビーチで遊ぶためのジャグリング・ボールをビーチの砂で造ってしまえ-
大作戦』
■概要■
・ビーチでジャグるとオモシロカッコイイぜ!
・でも、ジャグ・ボールは高いしあんまり売ってないよね!?
・じゃあ、自分たちでジャグ・ボールを造ればいいジャン!
・しかもボールの中身がビーチの砂なら最高だよネ★d(ゝ∀・)
■用意するモノ■
・砂×1袋 (綺麗なビーチの砂など思い入れが強いモノを入れよう)
・子供用靴下×2足×人数 (ジャグリングは最低3個ボールが必要。カラフルなものが良い)
■作り方■
1.靴下の中に砂を入れる
2.靴下をネジって裏返す
3.形を整える
4.狂喜乱舞してノンストップ・ジャグリングナイト・オンザビーチ
■実践例■
ーこれまでのあらすじー
ある日、トモダチ3人でビーチでだらだらしておりました。それはもうとてもだらだらとしたもので、日本の皆様からヒンシュク高値買い取りキャンペーン実施中(査定無料)かというほどのだらだら具合だったワケでいやぁ、ゴメンねぇ?'`,、('∀`) '`,、
「そうだ、ジャグ・ボールを造ろう。」
あまりにだらだらしていた3人は少しでも生産性のあることがしたくなりました。遊ぶための道具を造るのは生産性があるとはいえないことに気がつくものはひとりもいなかったのです。
ジャグ・ボールを造るには砂と靴下が必要でしたが、ソコはすでに南海の孤島。砂はあれども靴下はありません。
「ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために!」
三人の靴下探求の旅はまだ、はじまったばかりです。
はい、というわけでビーチから帰ってすぐ子供用靴下を買いに行き探求の旅終了。 ちなみに砂は ビ ー チ か ら 運 ん で き ま し た 。 袋に白い砂をセッセと詰める気分はまるで高校球児です。 ビニール袋いっぱいに詰まった砂はとても重いです。 この重さが高校三年間の努力の重みです。 さすが推理小説で凶器として使われるだけありますよね?>砂袋
さて、ヒ ト ケ の な い 食 堂 にやって来ました。

・満面の不敵な笑み・
この笑みの意味するところは、すなわち「飲食店で靴下に砂を詰める」という プ チ 暴 挙 、一種の 商 業 テ ロ です。いいコは真似しちゃいけません!いいオトナはOKです。
それにしてもコノ砂袋(下図参照)。 見ているだけでなんだか笑いがこみ上げてくるんですが何故でしょうか? 無駄に幸せな気分になってきます。

・なんか鏡餅っぽくてカワイイ・

・おも わずハシャぐアレな人たち・
さて、この砂を ス プ ー ン で す く っ て 靴下に入れていきます。
当然、店のスプーンです。いいコは真似し(略)いいオトナはOKです。

・うわー、たのしそー、、、・
砂を適量(大さじ6杯くらい)を靴下に入れたらヒトネジリしててるてる坊主のようにします。そして坊主のスカートをめくって裏返せば完成 ・・・ってこの表現、 な に か シ ュ ー ル で す か ?
ところがココでふと疑問が。
「 こんな簡単な構造じゃ 砂 が 洩 れ て し ま う んじゃないのか? 」 と。
そこでいろいろ考えて 「 先に砂をビニール袋か何かに入れて密閉し、その上で靴下に入れる 」 のはどうかということになり、「 いやしかし、ビニール袋じゃカサカサ音がするし触り心地とか落ちるだろう 」 ということにもなり、結果として 「 ビニール袋じゃなくてコンドームならドーヨ? 弾力、密閉力、丈夫さどれをとっても最適じゃん?? 」 みたいなアイデアにいきついたのですが、妙齢の男女が3人もいて誰一人持っていない というテイタラクだったのでやむなく却下。
「 そ れ は し ょ う が な い ね 」
よく判らない敗北感を味わいつつネジって裏返しただけのボールでジャグってみたところ
あ ん ま り 洩 れ な い
そして
使 い や す い
ことがわかり、一同大喜び。

・やったゼ!完成!!・
さっそく練習開始です。割れ物が側にあるような気もしますが信じていればきっとダイジョウブ!いいコは(略)いいオトナはOKです。

・イェア!!・
その後、彼らは満面の笑みでNew・ジャグ・ボールを各々の家に持ち帰ったそうな。
次はビーチに靴下を持って行ってみんなでジャグリング制作会&練習会だ!!
何度も見た悪夢
同じ内容の夢を何度も繰り返し見てしまう。
そんな事が皆にもあると思う。
これは私がよく見た悪夢 「B級ホラー映画の中に閉じこめられる夢」 の話。
舞台は貸別荘。何者かにメンバーが一人ずつ殺されていくベタな展開。
10人くらいの人物が登場するのだが、
「自分は今、ホラー映画風の夢の中にいる」
「夢の中で殺されると現実でも死ぬ」
「最後に生き残れるのは一人だけ」
というルールが存在し、それを全員が知っている設定らしい。
話が進むにつれ、トイレ、シャワールーム、クロゼット等いかにもな場所で次々と死体が発見される。犯人の目撃者は無し。最初は皆、犯人は外部の人間だろうと思いこんでいるのだが、次第に "ホントはメンバーの中にいるのではないか?" と疑い始める。 人数が減るにつれ、疑心暗鬼になっていくメンバー達。
そしてふと、犯人の内部にいるか外部いるかに関わらず 「自ら他のメンバーを皆殺しにすれば自分が最後の一人であり、ルール上では生還出来る」 ということに気づいてしまう私。 と同時に 「他の奴もその事に気づいたのではないか?」 という疑問。
一触即発! 殺るのか 殺らないのか、それとも殺られるのか!?
と、いつもその辺で目が覚める。
おそらく自分でもオチが付けきれないから目が覚めるんだろう。
自分が被害者になる(しかも仲間に殺られる)のも、仲間を皆殺しにして自分だけ助かるのも御免だ。
ところが最後にこの夢を見た時は少し違うバリエーションだった。
クダンのクライマックスシーンでふと自分は画面を見ている事に気づく。その画面は「樫の木おじさん」のウロにぼんやりと浮かぶ映像だった。周りには「七人の子人」たち。どうやら他の参加者達らしい。私が「もう(夢から)醒めて良いかなぁ」と問うと、彼らは口々に
「もう遅いよ」 「手遅れだよ」 「死んじゃうよ」
等と言い、私を取り囲む。
私は 「 あ あ 、 手 遅 れ な の か 。 」 と絶望する。
そこで目が醒めた。
「良かった、夢で。」
安堵のため息と共に目を閉じた。
なんて酷い悪夢だ。目が覚めて良かった。
そう思いながら目を開ける。すると
私のベッドの隣にもう一台、あるはずがないベッドがあり、
そこに「顔だけが暗くて見えない男」が寝ている。
男はやおら起きあがり、ただただ驚いている私に覆い被さりながらこう言った。
「 ま あ 、 も う 少 し 寝 と け よ 。 」
こうして私は二十数年の人生で初めての金縛りを体験した。
あの男はきっとドッペルゲンガーで、もし私が夢の中で死ねば今日からコイツが私になる。そういう手の込んだ設定の悪夢だったようだ。
全くなんて酷い悪夢だろう。
こんな夢はもう二度と御免である。
と、
ここで気がついた。
年に数回は見ていたこの夢を アレ以来一度も見ていない という事に。
私は今、「自分はあの時入れ替わったドッペルゲンガーなのではないか?」と思い始めている。
(完)
イチジるしく違う

くだものナイフ

けだものナイフ
一字ちがって大違い
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